苦手だったリーディングが楽しめるようになりました
- Yukari

- 9月12日
- 読了時間: 4分

こんにちは。
英語コーチゆかりです。
先日、嬉しいことがありました。
数ヶ月前から
英語コーチングをご受講
くださっている方から
とても苦手だった
英語のリーディングが
楽しめるようになった
というお声をいただいたんです。
私たちのところで
学んでくださっている方は
みなさんスピーキング力を
伸ばしたい、という目標を
お持ちなのですが、
場合によっては
多読学習をしていただく
こともあります。
スピーキング力を
鍛えたいのに、
リーディングするの?
って思いますよね。
でもそれには訳があるんです。
英語で会話をするときは、
相手が言っていることを
逐一日本語に直さずに
英語でそのまま理解する
処理力が必要になります。
簡単なところで言うと
"Have a nice day!"と言われて
「良い1日を!」と頭の中で
訳さずに、意味を理解する
というイメージです。
何か言われるたびに
日本語に訳していたら
会話を進めるのに
かなりの時間がかかって
しまいます。
日本語を介さずに
英語のまま理解する力を
養うために、
私たちのところでは、
スピーキングの学習を
中心に進めながら
副教材として多読教材で
学んでいただくことが
あるのです。
多読はこれ以外にも
1)英文に慣れる
2)分からない単語があっても
文脈で推測できるようになる
3)分からない単語があっても
飛ばし読みをして、
全体の内容を把握することが
できるようになる
4)読むスピード(処理)を
速くする
などなど、
その学習効果って侮れない。
コーチングでは、
もちろん、その方のレベルや
目的、1日に学習できる量を
お伺いし、相談した上で
必要と判断した場合に
学習の中に取り入れます。
冒頭でお伝えしたこの方にも
コーチングが始まった
最初の月から
多読をしていただくように
なりました。
最初は苦手な英文を
読むことに不安が
あったようですが、
この方にあった教材を
選定して、
ひとまず取り組んで
いただきました。
そうすると、
読み物の内容によっては
確かに難しいものも
ありましたが、
だんだんと
ストーリーや内容が
楽しめるようになり
毎週欠かさず
読んでくださいました。
普段、私たちは
スピーキングの学習方法
をメインにお伝えしていますが
多読学習は
めちゃくちゃおすすめです。
英語教育の現場でも
取り入れられることが
多い多読ですが、
実はただ「たくさん読む」
んではないんです。
やり方を間違ってしまうと
多読の効果が半減します。
多読で重要なのは教材選びです。
まず、
自分のレベルよりも易しめで、
ほぼ知っている単語ばかりで
書かれた教材を選びましょう。
(文中で知らない単語は2~3%まで)
そうでないと、
結局辞書を使って読み進めたり
「英語→日本語訳」の
精読学習になったりします。
(精読学習が悪いわけでは
ありません。目的によっては
良い学習になりえます。
何でも「目的」や「理由」
が大切ですね。)
自分の英語力よりも
「易しいレベル」から
始めると、
内容やストーリー自体が
楽しめるので、
「面白い!」
「もっと読みたい!」
「英語のまま理解できる!感動!」
と思えるんです。
結局、この学習者さんは
日本語よりも
英語で読むことが
通勤時の楽しみに
なっているようです。
英語学習って
本当にいろんな方法がありますが、
その時々で自分にあった
学習方法を選択していくことが
学習の継続に繋がるし
学習が続けば
効果も感じられる。
この話を読んで、
あなたも
「多読をやってみたい!」
「学習に変化が欲しい!」
そう思われたら、
ぜひ学習の振り返りや
見直しを行なってくださいね。
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