私の英語人生を変えたある人との出会い
- Yukari

- 6月23日
- 読了時間: 4分

何をやるにしても
自信のなかった私が
イギリスの大学院に進学し
大学に英語教員として就職し
ネイティブの先生と対等に
英語教育に携わり
今こうして海外で
英語コーチとしてお仕事が
できているのには
理由があります
成功するチャンスを与えてくれ、
背中を押してくださった方々に
恵まれたからです
特に大学3年生の時の
恩師との出会いは
忘れられません
カナダ出身の
そのベテラン教授の先生は
英語を上達させたい、
実践的に学びたい私の
良き理解者でした
その先生は大学内で英語の
イベントを主催することが多く、
私も先生のお手伝いをすることに
ある時、先生から
「英語でイベントを主催してみないか」
「司会もやってみたらどうか」
と声をかけていただき
英語力に自身のなかった私は、
せっかくの提案にも
「私なんか、無理です...」
と尻込みしてしまいました
そんな私を、先生の一言が
変えてくれました
「やらない理由はいくらでも思いつく。
あなたを止める人はいない。」
私の心の中でハッとした瞬間でした
その時の私は
成長の機会を目の前に、
断る理由をたくさん
考えていたからです
毎日宿題が出るし
期末テストもある
レポートも期限が迫ってる
通学は片道2時間
家に帰ったらクタクタ
バイトのシフトも変えられないし
リラックスする時間だって必要
友達と遊ぶ時間も欲しいし
家族とテレビの時間が私の息抜きで...
ただでさえ
時間もないし、余裕もないのに、
「今チャレンジするのは、
時期的に違うかな」
そう自分に言い聞かせて
断ろうとしていました
でも、その先生の言葉一つが
ガツンと心に響きました
なりたい自分になる
チャンスを掴んで
人生を切り開いていく...
私が望めば
どんな自分にでもなれる
そこに行くかどうかは
結局は自分次第だということ
先生のこの時の言葉は、
その後の人生で
いつも私を励ましてくれました
卒業してからは、しばらく
先生と連絡することは
ありませんでした
数年後、大学教員になった私は
英語教育の学会に参加するように
なっていました
ある時、某学会でその恩師が
基調講演されると知り
先生に連絡してみました
「ぜひ、お会いしたいです」と。
先生からの返信は、
「ぜひ、私も会いたいです。
基調講演をすることになっているから
ゆかりも少しの間登壇して
自分のことを話してくれないか
(もちろん、英語で)」
「えっ、私がですか?
あの、全国規模の学会で...?
え〜っと、大勢の英語の先生や
研究者の前で?」
社会人になってからも
先生からの、例のありがたい
無茶振りをいただくとは
思ってもいませんでした
自信のない27歳の私が
めちゃめちゃ練習をして
臨んだことは言うまでもありません
先生の力に引っ張ってもらい
何百人の先輩先生から
いただいた拍手は
本当に一生に一度の
心が揺さぶられる
瞬間でした
数年前
先生が他界されたと知った時
先生に教えていただいたこと
背中を押していただいたこと
これまで歩んだ自分の人生が
先生との出会いによって
いかに変わったか
思い返せば思い返すほど
胸が熱くなりました
自分はこの生涯を通じて
何がしたいのだろう
どんな人を応援したいのだろう
そう考えた時、
「自分と同じように
自信のないところから
英語で道を切り開いていく」
そんな方を応援したいのだと
そう強く思いました
今、こうして
英語コーチとして活動する理由は
そんな私の夢があるからです
これを読んでいるみなさんも
大きな成長のチャンスを
目の前にすると
足がすくんでしまうことが
あるかもしれません
今まで経験のないことに
チャレンジするのは
とても勇気のいることです
でも、少し立ち止まってみてください
人生は一度きりです
自分が成長するチャンスを
自分にあげてみませんか
「やってみたい」という
その気持ちがあるなら
「やらない理由」を探すより
「やるべき理由」にフォーカスしませんか
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