英語の授業で注意されてしまった時のこと
- Yukari

- 6月18日
- 読了時間: 3分

英語を教え始めて14年目ですが、
学生の頃は
自分が英語の先生になるなんて
想像できませんでした
高校生の時の
大学受験中心の英語学習
に疲れてしまい、
まさか、
自分が教える側に立つなんて
考えることもできませんでした
でも、そんな私も、
ある先生の授業を受けたことで
考えが変わり始めました
その先生との出会いは
イギリスの大学院が
始まる前の語学研修
それまで、
アカデミックな英語を
学んだことがなく
修士課程が始まる前に短期間で
英語力を底上げしないと
いけなかったのです
そこで受けたスピーキングの授業は、
それまで体験ことのない、
英語を学んでいることを
忘れてしまうくらい、
夢中になれるものでした
授業では何かトピックを決めて
自分の考えやアイディアを整理し、
話す準備をする
そして、
実際にクラスメートと議論する
意見を伝えたり、
まとめたりするのに必要な
表現は、その時々で確認し、
使いながら練習していく
この学習方法のいいところは、
自分の「伝えたいこと」を軸に
学習が進むことです
自分が本当に言いたい、
と思っていることだから、
「話すこと」にも熱が入ります
先生がトピックを決めて
上手にみんなの意図を汲み取って
必要な表現を与えてくれる
英語の授業ってこんなに
楽しくっていいの?
って思ってしまうほど。
ある日、
議論に熱中しすぎた私は
ついつい立ち上がって
熱弁してしまい...
(「熱弁」するほどの
英語力もなかったのに、です)
先生からは、
「ゆかりの、
そのボディランゲージは
ちょっと強すぎるから
それはやめとこうね」
と言われてしまったくらい(笑)
授業がとても楽しく、
学び自体に夢中になれました
実は、この学習方法は
今、英語コーチとして
独自のメソッドで教えている私たちも
指導法の軸として実践しているものです
あの英語の授業を
受けていなかったら
あの指導法で
学んでいなければ
きっと
「英語の先生」としての
お仕事には就いていませんでした
もし、
これを読んでいるあなたが、
今の英語学習に物足りなさを
感じていたり、
学習に身が入らないとしたら
「英語で伝えたいこと」を
軸にした学びになっているか
そういった視点を持って
学習方法を見直してみてください
学び方を変えてみてください
例えば、
単語や文法を学習するだけに
なってしまっていて
いつ、どういった場面で、
インプットしたものが
使えるかが分からず、
学習に意義を感じられない方
そういった方は、まず、自分が
英語を使って「何を伝えたいのか」
「どんなことが話せるように
なりたいのか」
それをするために
「どんな単語や表現、
文法が必要なのか」
というように、学習の順番
を変えてみてください。
そうすると
自分が本当に言いたいことが
伝えられるようになるし、
「こうやって表現するのか」
と、腑に落ちた瞬間、
英語学習自体も楽しくなりますよ。
オンライン動画講座のご案内
『自信を持って想いや意見を伝えられるスピーキング力を身につける5つのステップ』を
期間限定、無料で公開します!




コメント