英語嫌いの生徒さんに起きた、嬉しい変化のお話
- Yukari

- 12月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前

こんにちは。
英語塾スタディサイト主宰
英語コーチのゆかりです。
今日は、私がこれまで
出会った生徒さんの中でも、
心に残っている方のお話を
紹介したいと思います。
その生徒さんは、
ずっと英語に苦手意識を
抱えていました。
中学生の頃につまずいてしまい、
「英文を見ただけで
気持ちが重くなる…」
という状態。
授業やテストはあったものの、
事前にテスト範囲を聞いて
“暗記だけで何とか乗り越える”
というやり方で
過ごしてきたそうです。
つまり、英語の基礎の
基礎が抜け落ちたまま、
来てしまっていたんですね。
そんな彼女に
転機が訪れたのは、
「大学院に進学したい」
という大きな夢が
できたことでした。
でもそのためには
英語の試験という大きな壁を
越えなければいけない。
そこで私のところに
来てくれました。
初回の面談で、
私はまず2つの学習を
提案しました。
1つ目は「精読の練習」。
英文を丁寧に読み、
和訳して、文の構造を
しっかり理解することを
提案しました。
受験する大学院の試験が
“長文を和訳する形式”だったので、
これは必須の力でした。
とても簡単なレベルの
テキストから始めて、
分からない文法や表現は、
その時々で復習。
最初から大学院入試の
ような難しい問題
にチャレンジするのではなくって
焦らず、少しずつ前に
進むことを大切にしました。
2つ目は「多読」。
こちらはたくさんのやさしい英文を
どんどん読み進める練習です。
多読の良いところは、
読み慣れが身につき、
英語を英語のまま
理解できるようになること。
これによって読むスピードも
上がっていきます。
この2つを、
彼女のペースに合わせて
少しずつ負荷を上げながら
進めていきました。
学習に慣れてきた頃には、
扱うレベルを少しずつ高めていき、
最終的には英検2級〜準1級程度、
そして、それ相当、もしくは
それ以上のレベルの大学院入試の
過去問に挑戦する
ところまで到達しました。
そして——
彼女は見事、
志望校に合格しました。
学習を始めてからおよそ半年ほど。
英語に対する苦手意識は薄れていき、
自信が芽生え、最後の面談では
涙ぐみながらこう言ってくれたんです。
「もう英語が苦手ではなくなりました」
確かに、彼女の翻訳力は
周りのお友達やクラスメイトと
同じくらいの実力
もしくはそれ以上の実力
になっていたんです。
私はその言葉を聞いて
胸が熱くなりました。
そして最後に、
彼女は笑顔でこう付け足したんです。
「英語の勉強、これからも続けます。」
英語力が伸びたこと以上に、
“英語が苦手ではなくなったこと”
“もう逃げなくていいと
思えるようになったこと”
これこそが、彼女の一番の変化
だったのだと思います。
彼女の経験から学べる
大切なポイントは3つあります。
1)目的・目標に合った
学習をすること
今回の彼女の目的はあくまでも
「英文が読めるようになること」
「入試に合格するために
難しい英文を和訳する力を
つけること」
(スピーキング力を上達させたい方が
このメールを読んでくださっている
と思いますが、
その場合はその目的に合った学習を
してくださいね^^)
2)難しいことから始めない
まずは英語学習の習慣をつけること。
目標は高く持って大丈夫。
でも、いきなり難しいことから
始めると、最初から
「心が折れてしまう」
目標に合った学習は学習でも
易しいレベルから
始めてください。
3)慣れてきたら、
少しずつ負荷を上げていく
時期を見極めて
徐々に負荷を上げていき
「できることを少しずつ
増やしていく」という
積み重ねです。
これを読んでいるあなたも
目的や目標に合った学習を
小さく始めて、徐々に
学習内容や量を調整していきましょうね。
今日のお話の中で
参考になる部分があると
嬉しいです^^
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