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イギリスの小学校で先生に言われたこと

  • 執筆者の写真: Yukari
    Yukari
  • 8月26日
  • 読了時間: 3分
学校に向かって走る小学生


みなさん、こんにちは。


英語コーチのゆかりです。



今年の夏は約2週間、


日本の家族がイギリスに


遊びに来ていました。



家族が帰る最終日に


「あわわ...」と急いで


子どもが学校で書いた


文章や作品を出してきて


「おじいちゃん・おばあちゃん」


に見てもらいました。



上手にかけているね、


と褒めてくれました。



イギリスに来てからの


1年間は確かに


子どもも大変で...



特に長男は小学校入学


の時期にあたりました。



長男は日本語も英語も


おしゃべりは好きなのですが


「書く」という学習を


してこなかったので



ひらがなとアルファベットを


同時進行で学んでいく...という、



学校の先生も親も、本人も


努力と辛抱のいる1年間でした



そんな中、


イギリスの小学校の先生との


個人懇談での「気づき」は、



親としても教育に携わるものとしても


ハッとさせられるものでした



イギリスの小学校では基本的に


ノートは教室に置いています



ワークを持ち帰ることが


ほとんどないので、


子供が書いた英語の文章を


見ることも時々しかありません



でも、その懇談で


先生が見せてくれた文章は


長男が書いた


しっかりとした英文でした



先生が長男のノートを


めくりながら言います



「〇〇は単語の綴りが


わからない時、


よく聞いてくれるけど、



僕はあえて教えないことが


多いんだ。


自分で考えてみなさいって。



間違えてもいいから


とにかく自分が書きたいこと


を書いていこうってね。



そうすると、ほら、


スペルミスはあるけど


素晴らしいクリエイティブな


文章になっているでしょ。」



確かにスペルは


ぐちゃぐちゃな部分があり


ノンネイティブの私には


読解力も求められましたが(笑)



その「内容」がしっかりしていて


しかもオリジナリティがあり


感動しました。



これって、


私たちの英語学習についても


言えると思うんです。



正解か不正解かの


学習が中心になっていた私たちは



文法は正しいか


単語の使い方はあっているか


発音は綺麗か



そういったことばかりに


気を取られすぎる傾向に


あります。



もちろん、成長を考えると


この部分強化が必要な時期は


一人一人にあります



でも大事なのは、


ちゃんと目的を持って


意図的にその学習方法を


取り入れること



そして、いつその学習を


取り入れるか、です。



うちの長男の英語ライティングも


ずっとスペルミスを続けた状態で


続くとは思いません。



でも、今は細かいことに


気を取られすぎないで


自分が感じることや思ったことを


文字にしていく


表現していく



ここを目的に


そういった学習を行っています



目的を持って学習するだけでも


取り組む姿勢が変わるし


今後の計画や将来の目標も


確認しながら進めることができる



そんなことを


先生との話の中から


再確認した場面でした



みなさんも


「なんとなく」の学習から


顔を上げて、


今一度その学習の目的を


再確認する時間を


とってみてくださいね。




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