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「流暢さ」も「正確さ」も両方手に入れるために

  • 執筆者の写真: Yukari
    Yukari
  • 3月14日
  • 読了時間: 5分

更新日:7月4日


オフィスで働く女性

「単語も文法もOKだけど、ペラペラとは言えない」

「もっとスラスラ話したい」


反対に「ペラペラになったけど文法がぐちゃぐちゃ


​英語を学習していて、こう思ったことはありませんか?


私自身が悩んでいた

なぜこの話をしようと思ったかというと、私も、英語学習者として同じような悩みを持っていましたし、私が今までに受け持った英語学習者さんも、同じようなところでつまずいていたからです。

本題に入る前に、少し私のことをお話しさせてください。

私は今でこそ、英語学習者さんをサポートする立場に立っていますが、元々英語ができたわけではありません。中学校の時から英語を学習し始めて、確かに英語は好きで、勉強を頑張ってテストでもいい点数をとることができていました。


ただ、話すという練習をしたことがほとんどなかったので、英語は全く話せませんでした


留学しても...

でも、海外に住んでみたいという気持ちがあって、高校生の時10ヶ月イギリスに留学をしました。留学したからといって、すぐに話せるようにはなりませんでした。時間もかかりましたし、なんとか会話ができるようになっても、文法的なミスがたくさんあったり、発音面でも、相手に的確に伝わるほど上手ではなかったのです。​


そういう状態をそのままにしていたら、だんだん自分の英語にも自信がなくなり、発話が億劫になった時期もありました。

私の場合は、英語はそれなりにスラスラと出てくるけれども、文法面だったり発音面だったり「正確さ」が足りないというのが課題でした。これは、同じように留学された方に多い特徴だと思います。平たい言葉でいうと、「ペラペラ」だけれど、文法の間違いが目立ってしまう、というケースですね。​


反対に、使う文法や語彙はとてもいい、でもそこに気を取られて、発話がゆっくりな方もいます。


「どんな英語力」を身につけるかは、あくまでもその人が決める

この話をすると、間違えてもいいじゃないか、伝わるのだから。


間違いを恐れて、話せなくなるより、気にせずに、楽しく話したらいいじゃないか、


ゆっくりでもいいじゃないか、伝わるのだから。

という考えの方もいらっしゃると思います。

これについて、私の見解を述べると、その人がそれで問題ない、英語で会話する上で、特段支障を感じないし、別に気にしない、というのであれば、それでいいと思います。

英語力をどこまで極めるか、というのは、その人が決めるべきだと思います。「私は、今の英語力でこういったことができるから自分の英語力にも満足している」というのであれば、それでいいと思います。


もし、もっと磨きたいなら

ただ、そうではなくて、もっと的確に伝えたい、スラスラ話せるようになりたいというお気持ちがあるのなら、今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。

1つエクササイズとしてやっていただきたいのは、まず、流暢さ正確さを考えた時に、ご自身の英語はどちらにバランスが向いているかを振り返っていただきたいです。


​流暢さと正確さを天秤にかけた時に、どっちに傾いているかです。どちらかを重視した場合、どちらかがおろそかになってしまうはずです。

実際の会話の中で、早く話そうとした時、流暢だけれど、ミスをしてしまうとか。

反対に、文法を間違えずに話そうとして、ゆっくりな話し方になるとか。


どちらも、同時並行で伸ばしていければいいのですが、それはとても大変なことです。また、そもそも持っている力というのは、人ぞれぞれだと思います。


「正確さ」を磨く

例えば、自分の英語はどちらかというと流暢だけれど、文法ミスが目立ってしまうな、気になるな、という方は、話すスピードを下げて、文法を気にしながらゆっくり目に話してみてください。

例えば、誰かと話す時に、5分間だけでもいいです。トレーニングとして、独り言でもいいです。時間を区切って、ゆっくり目に話して、鍛えたい文法に注意を払いながら話してみてください。間違えたと思ったら、言い直してみてください。


​これは私もとても苦労したのですが、意識をしないとなかなか改善できません。私は、結構時制を間違えたり、三単現のsが抜けたり、sheと言わないといけないところをheといってしまったり、ということが多くありました。これは、癖がついてしまうと、直そうとしない限り、なかなか直りません。これを、ゆっくりと、注意を払いながら発話するようにします。

でも、普段のスピードを下げて話すのって、案外難しいですよね。だから、最初のうちは時間を区切ってゆっくり話す、間違えないように話す、間違いに気づいたら言い直す、ということをやってみてください。


「流暢さ」を磨く

一方で、文法も語彙も正確に使えるけれど、比較的発話がゆっくりな方、もっとスラスラ話したい、という方は、トレーニングとして、1度話したことを、続けてもう1度話してみましょう。


例えば、「趣味」というテーマで、自分のことについて話してみます。話し終えたら、同じことをもう一度言ってみてください。

1回目より早く言えるようにしてみましょう。時間を計ってもいいですね。もう1度やってみましょう。1回目よりも、2回目、2回目よりも3回目が早く言えるように、トレーニングしていきましょう。


何回も何回も話したことは、内容も表現も文型も頭に残るので、次に話した時に早く話せるようになります。そういったトレーニングを入れてみることをおすすめします。​


いかがでしょうか。みなさんが英語力を磨く、上達させる上で、参考になれば嬉しいです。





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