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もっと上手に話せるようになるために

  • 執筆者の写真: Yukari
    Yukari
  • 1月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月5日


打ち合わせ、ミーティング

英語が上手になるとは?


「英語が話せるようになりたい」

「もっと上手になりたい」

みなさんは、「英語がもっと上手になりたい」と思って今、英語学習をされていると思います。


​でも「上手になる」ってとても抽象的ですよね。「上手になる」ってどいうことなのでしょうか。これを少し紐解いてみたいと思います。

これに対しては、いろんな回答があると思います。より難しい文法が使えるようになったり、単語力がついたり、発音が上手になったり、だとか。色々考えられますよね。テストに合格する、いい点数が取れる、ということを考えられた方もいるかもしれません。​


ただ、私たちが思う、「英語が上手になる」は、「英語を使ってできることが増える」ということだというふうに思っています。


「上手になる」=「英語を使ってできることが増える」


今、みなさんは英語を使ってどんなことができますか?

「初対面の人に自己紹介できる」

「駅で困っている人に道案内ができる」

「空港や旅行先のホテルでスタッフと必要なやり取りができる」

など考えられますよね。​


みなさんそれぞれに、今英語を使ってできることというのがあると思います。

「英語でこういったことができる」というご自身のゾーンがあったとして、できることを増やしていってそれを少しずつ、大きくしていくというイメージを持ってください。

今いるご自身の「できる範囲」から、外にでていって、いろんなことにチャレンジをして、できることを増やしていくイメージです。​


もう少し具体的にすると、英語力を伸ばそうと考えた時に、「横の軸」「縦の軸」を意識して学習をしていただきたいと思います。


英語学習の「横の軸」とは?


「横の軸」はどういうことかというと、同じレベルであっても、場面や状況、話題によって、必要になるやり取りだったり、英語表現、単語、文型というのがありますよね。

例えば、先ほどの例でいうと、


「初対面の人に自己紹介できる」

「駅で困っている人に道案内ができる」とか

「空港や旅行先のホテルでスタッフと必要なやり取りができる」

この3つの場面・状況で使う英語表現は異なるものですよね。

1つやっていただきたいのは、ご自身が対処できるようになりたい、もしくは遭遇しうる場面や状況を洗い出してみて、それができるかどうかということを考えてみることから始めましょう。具体的であればあるほど、いいです。

いろんな状況、場面、話題というのを考えてみて、同じレベルであっても、できることを増やしていく、対応できる幅を増やしていく、という「横の軸」で、一度ご自身の能力を計りながら、学習内容を決めて行かれるといいと思います。


では、「縦の軸」とは?


もう一つは、「縦の軸」です。この縦の軸は、先ほどの内容と反対に、同じ状況、場面、話題であっても、その会話、やり取りに「深み」を持たせるということです。

例えば、「自分の住んでいる地域」について説明する時に、「東京の(どこどこ)に住んでいる」という、情報を伝えるだけの直接的なやり取りと、その地域の特色だったり、住みやすさだったり、自分が気に入っているところを織り交ぜながら話すのとでは、会話の内容が異なりますよね。

伝える内容の詳細だったり、やり取りの複雑さだったり、単純にレベルという言い方をしてもいいかもしれません。同じ状況、場面、話題であっても、自分ができることが増えると、会話も高度なものになります。これが縦の軸です。

学習方法としては、例えば、ご自身が今対応できる場面や状況1つ選んで、さらに一歩踏み込んだ会話をするには、どういう内容や情報を伝える必要があって、どいういう単語や表現、文法が必要なのかを考えて、エクササイズしてみられるといいと思います。




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