英会話レッスンを活用する方法

Yukari
2024年10月8日
読了時間: 4分

更新日：7月5日

このブログを読んでいる皆さんの中には、これまでに英会話レッスンを受けたことがある、もしくは、今まさに受けている、という方もいらっしゃるかと思います。

私たち2人とも大学講師として勤務するまでは、それぞれに英会話学校に勤務したことがあります。でもそれは、10年以上前の話。その時も、英会話力を身につけたいというたくさんの方にお会いしましたが、オンライン英会話スクールも増加する今、英会話レッスンは今まで以上に身近なものとなりました。

英会話レッスンは、日本で生活する英語学習者にとっては、日常で英語を話す機会、実践力をつける機会となるのでとても良いと思いますが、使い方によっては、英語力が十分に伸びずに横ばいになる場合もあります。

そんな時は、下記の３つのステップで英会話レッスンを活用し、効果的に英語力を伸ばしていきましょう。

１）話すテーマを決めて、下準備をする

テーマを決めていないと、その場で思いついたことを話がちです。フリートークとして、より実践力を高めていきたい、というのが理由なら問題ありませんが、そうでない場合や、初級〜中級レベルの学習者さんは、話すテーマをあらかじめ決めておいた方がいいでしょう。初級学習者さんたちは、「趣味」、「仕事」、「週末」、「家族」など、自身の周りや身近なことをテーマにすると良いでしょう。中級学習者さんたちは、「日本の学校教育」や、「海外からの旅行者におすすめしたい日本の場所」、「環境」、「ペットを飼うことの長所・短所」など、より社会性のある内容を扱うといいでしょう。

テーマを決めたら、そのテーマについて自分が話したい内容をあらかじめ決めておきましょう。そして、話すための英単語や表現、文型を予習しましょう。

この時の「予習」として、文章をあらかじめ作成した方が良いか、という質問を受けますが、答えは、ケースバイケースです。

英会話レッスンが初めてで、自分のスピーキングに自信がない場合や、テーマが難しいので頭の中を整理しておきたい場合、ある程度口慣らし練習をしておきたい場合は、作文しておくと良いと思います。

ただ、レッスン中にその文章を読み上げるのはNGです。読み上げるだけだと、相手がいる意味がないからです。

「忘れてしまいそう...」という場合は、メモ程度にポイントだけ抑えておいて、言いたい内容を思い出すために見るのはOKです。

慣れれば、予習することでしっかりとインプット学習・事前準備ができ、「本番」のレッスンで実践力を鍛えることができます。

２）テーマについて、先生に質問したいことを決めておく

テーマについて、自分が言いたい内容を決めたら、先生への質問を１〜３つ程度用意しておくと良いでしょう。自分との共通点や新しい考え方・視点が発見できて、レッスンがより楽しいものになるでしょう。

３）振り返りを行う

レッスンが終わったらほっとしますよね。でも、次のステップアップに繋げるためにも、必ず振り返りを行いましょう。めんどうだな、と思う場合は５分だけでも大丈夫。うまく行ったことを３つ書き出してみましょう。そして１〜３つ改善したいポイントを書き出しましょう。その改善ポイントが単語や表現なら、記憶がフレッシュなうちに調べて書き留めましょう。発音やイントネーションを指摘されたなら、その部分を練習をしましょう。